100万分の1の人材
以前のブログで自分の人生を変えるきっかけになった本、「嫌われる勇気」について紹介しました。そこで今日はもう一冊の本、堀江貴史さんの「ゼロ」についてご紹介します!
堀江さんはこの本の中でこんなことをおっしゃっています。
社会で必要とされる人間になるためには「100万分の1」を目指せと。
いやいや、そんなん無理やんと思うかもしれません。100万分の1なんて、オリンピックで金メダルをとるくらいのスケールの話です。そんな人材になれと言われて簡単になれるくらいなら皆なってるだろうと、最初は自分も思いました。
しかし、次のように少し視点を変えれば100万分の1なんてすぐに達成できると堀江さんは言います。
それは、100人の中で1番をとれるものを3つ掛け算すればいいということです。
そうすれば、1/100×1/100×1/100=100万分の1となり、
実質オリンピック選手と同等の価値をもった存在になれるのです。
この事実を知ったその瞬間自分は、今すぐにYouTuberを始めなければと、半分悟ったように思いました。
なぜなら自分には塾講師と研究者という2つのスキルしかなかったからです。逆にいえば、Youtuberを始めれば今すぐにでも100万分の1になれると思いました。
今までは、何か1つに特化している人の価値が高いことが当たり前でした。
しかし、インターネットが普及したことによって、専門性に対する価値は薄まっていくと思います。プログラミングにしても、料理人にしても、写真家にしても、ネットの中である程度専門的な知識は誰でも手軽にgetできてしまうからです。このような時代ではむしろ、いろいろな知識ををいかに組み合わせるかという方が重視されると思います。
例えば、建築家一筋で生きてきた人と、建築家×AR(拡張現実)×投資の知識がある人では、その将来性は天と地の差だと考えられます。
また、Youtuberで例えるならYoutube×筋トレ×食事なんて人もいますが、それでも十分仕事になります。
掛け算の法則の利点は、趣味ですら仕事に変換できるということだと思います。また、掛ける要素を増やしていけば、仕事の価値、可能性は無限大に広がります。そして何より夢が広がります!!
仮に失敗してもゼロに戻るだけで、マイナスになるわけではありません。先のことを考えて今をためらう時間があるなら行動した方が絶対お得です。
やりたいことがあるのに、今までやってこなかった人、今なにかに躊躇している人、とりあえずやってみた方がいいです!仕事が始まってしまったら、仕事が忙しいから~といってやらないのはわかりきってます。そして数十年後に、もっと若いときにいろいろやってけばよかったなんていう人生は悲しすぎます。
もし今の生き方にどこか満足できないという方、ぜひ一度この本に目を通してみることをお勧めします。